悲しきニュース…。

昨日まで、仙台の舞台リハーサルのサポートに行ってきました!!
トレーニング⇔バレエという楽しい日々を送っていた最中…。
数日前の悲しきニュース…。

パーソナルトレーニングで健康被害多発
消費者庁、調査開始
トレーナーから1対1で運動や食事の指導を受ける「パーソナルトレーニング」による骨折や健康被害が多発しているとして、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は19日、調査を始めたと発表した。報告されている事故を分析し、再発防止策をまとめる。
https://mainichi.jp/articles/20230519/k00/00m/040/148000c

国民生活センターによると、2017年度以降の約5年間で、パーソナルトレーニングによるけがや病気の相談が105件あり、そのうち女性が9割だったそうです。

近年では、栄養指導も兼ね合わせたプランが多々ありますが、中には糖質OFFや脂質OFFなど偏った食事摂取(食事制限)でのダイエット方法などの指導が見受けられることもあるようです。また、機能解剖学や生理学、トレーニングにおける指標や目安などを無視した重量や可動でのトレーニングがなされていることがあるともいわれています。
私も、過去にお客様よりトレーニングやストレッチなどの指導を受けたにも関わらず逆に痛みや不調が現れたことがあるというお話を何度かお聞きしたことがあります。

このように、独学や経験のみでの指導を行う指導者など、トレーナー業界でも問題視されていたり注意喚起されているケースが多々あります。

全てがそうだというわけではないですし、独学や経験を否定するわけではないですが、常に最新の情報をアップデートしながらお客様に正しい情報をお伝えすることが必要不可欠だと感じます。もちろん、私自身も完全な知識や経験を持っているわけではもちろんないので、全くもって人ごとではないな、と感じています。ですが、こういった出来事に対して目を背けずに自分ごととして捉えることが重要です。
そうならないためにはどうすべきか、お客様との信頼関係は本当に築くことができているのか、お客様のことを理解し適切な分析や指導・アドバイスができているのかを常に見直し改めていく必要があります。

…と、偉そうに書きましたが、自分にもいつでも当てはまり得る出来ごとです。今回このニュースが明らかになり情報が開示され身が引き締まる思いでした。

今回のニュースは、トレーナー業界においては非常に痛いニュースで、危機管理を促す重要なニュースでした。

自分の今に満足せず、常にアップデート。良いところはそのままに、よくないところは修正し改善することが大切だと心に刻んで信頼を得つづけられるようなトレーナーであるために日々精進いたします!!

-To think, Training