油、摂った方がいい!

油…。

油といえばダイエットの大敵と思われがち?
最近はそういう噂は無くなったのでしょうか…?

油は控えず、賢く摂るのがおすすめです。

「油」すなわち「脂質」の働きは以下の通りです。
①心臓のエネルギー源
②脳の栄養素:気分、思考、記憶
③性ホルモン:男女・女性らしさ・骨・生殖(生理・更年期)
④細胞膜・皮膚:細胞の栄養の出入り、肌や頭皮
⑤潤滑油:お通じを整えるなど

なんと、こんなにも働きがあるんです!ご存知でしたでしょうか? ダイエットをする際に、エネルギー量の多い油は控えがちですが、実はうまく摂取しうまく付き合っていくことによってより効果的なダイエットができるのです。

ちなみに、油(脂質)といってもその中に幾つかの種類があります。

油の種類
【必須脂肪酸】
→体内で作ることができないため、口から摂取する必要がある脂質。
・リノール酸(オメガ6)
・αリノレン酸(オメガ3)
※不足しがちな脂質の1つ。EPA、DHAなど。

【過酸化脂質】
→摂取するのに最も気をつけたい脂。コレステロールや中性脂肪などの体内の脂質が活性酸素で酸化されたものをいいます。「酸化した油」というと古い食用油のイメージがありますが、実際には紫外線やストレス、農薬や放射性物質、添加物など体に有害なものが入ってきた時に体内で出来てしまいます。

油を摂るポイント
①調味で摂る
【シソ・エゴマ・アマニオイル】
→加強しないで生で摂ることができます。サラダにかけるなどもOK♪
【アマゾングリーンナッツオイル】
→生も加熱もどちらもOKなオイル!
【なたね油・キャノーラ油】
→炒めもの、揚げものを作る際に最適なオイルです。
【米油、アーモンドオイル】
→炒め物や陽げ物に活用できる。クセがなく使いやすいオイルです。

②食品から摂る。
【魚介類・魚卵】
→旬のお魚を摂るのがオススメ。油がよくのっているものが最適!
【ナッツ類】
→クルミ・ピーナッツ、甘栗、カボチャの種
【フルーツ】
→イチゴ、キウイフルーツ、干し柿(特に干し柿はタネの栄養も実に染み出していてGood!しかし、1日1個までがおすすめ。)

★ちなみに、酸化したオイルの摂取は気をつけましょう!開封後時間が経ったナッツの匂いにも注意です。

毎日摂る油の目安 
1日のオメガ3脂肪酸目安量は以下です。
・18-49才:男性=2.0g、女性=1.6g
・50-64才:男性=2.2g、女性=1.9g
・65-74才:男性=2.2g、女性=20g

いかがでしたでしょうか?油の賢い摂取は健康にも美容にもとても重要です!
NO OIL NO LIFE!!!

※日本成人病予防協会
〜2022年11月3日〜 セミナー内容を参考
「しっかり食べて美と健康を手に入れる(担当講師:伊達友美先生)」
https://www.japa.org

-Diet, Health, Nutrition