感動と奇跡を魅せられた!仙台育英高校

第105回全国高等学校野球選手権記念大会、仙台育英、惜しくも準優勝。
悔やまれる結果と謳われながらも、それを上回るほどに功績を讃えられる育英選手。
そこには、言わずとも選手や監督へのリスペクトが影響しているようです。

今年もまた須江監督の発言が注目されています。
その中で昨日の決勝戦終了後のインタビューで話されていた言葉にまた心を打たれました。

須江航監督は慶応に向けて何度も拍手を送っていたといいます。
その上で、
「不思議ですね。何かもっと悲しいのかなと思ったんですけど、慶応さんをたたえたいと心から思いましたね」
「2年連続決勝の舞台に立てるなんて奇跡ですし、金メダルと銀メダル2つを持ってるのって幸せな人生だなと思います」
ここでも須江監督は対戦校へのリスペクトを発していました。更に、選手たちへの人生に対し勇気づけるように結果やそれまでの軌跡に誇りを持つことの大切さや素直さを自然と投げかけています。本当に、素晴らしいと感じました。

須江監督の座右の銘は「人生は敗者復活戦」
その理由は「僕の歴史は負けてから常に動いているから」だそうです。
小学2年から野球を始め、中学時代は地元で有名選手だったといいます。ですが、仙台育英入学直後、あまりのレベルの高さに「場違いなところに来た」と感じ、選手では生き残れないと悟ったそうなのです。2年秋から学生コーチに就任し、八戸大(現八戸学院大)でも同様に学生コーチを務め上げています。その「裏方経験」がリーダーとしての礎になっているということでした。

個人的には非常に共感できる内容でした。
私自身も、自らの学生時代の「負け」から今の人生や職業への道が拓けています。

私以外にも多くの人が経験したことがあるのではないか思います。
須江監督の言葉は多くの人の感情に寄り添い、心にスッと入ってくるようなそんな力があると感じます。

育英選手、須江監督、育英選手の全サポートチームを激励し、来年へのエールを送りましょう!また、多くの感動と奇跡を魅せてくれてありがとう!の感謝の気持ちを送りましょう!

そして、私たちが見た感動や奇跡、そこから感じたこと掴んだことを自らの人生やこれからの糧にして己の道へと、前へ前へ…進んでいきましょう!!

-To think